コーヒーブレイク

RPA導入のすすめ

導入をすすめる理由

私は、病院でシステムの管理を行っています。

私の病院では紙で運用している物が非常に多い状態です。

私の所属している部署は健康診断を行います。

健康診断の結果はシステム導入費が高額にかかってしまいます。

そのため、システムの導入を断念した結果、一部の健康診断項目は紙で連携されます。

その紙をみながら担当者が電子カルテに手作業で入力をします。

この時間がもったいない!!

しかも

ヒューマンエラーによる入力ミスが起きる可能性がある!!

そこで

この問題を解決させるためにRPAを導入することにしました!

RPAって何?

RPAとは「Robotic Process Automation /ロボティック・プロセス・オートメーション」の略語です。

私が携わった感覚では、決まった手順の事務作業であれば大抵のことは自動化できます。

AI-OCRを導入すれば、手書きのものを自動で判別しデータ化が可能です。

癖字も使えば使う程AIが学習し、精度があがります。

なお、私の職場では、RPAツールの一つである「Uipath」を導入しています。

(私自身はプログラムのことをロボットと呼ぶことに少し違和感があります。)

Uipathとは

 Uipathとは日本で最も導入されているRPAツールと言っても過言ではありません。

会社名:Uipath株式会社

2005年にルーマニアのブカレストで創設されました。

現在、本社はニューヨークにあります。

私の会社での使用状況

 Uipathの導入については前任者が導入しました。

しかし、導入が終わっただけで実績が伴っていない状態でした。

ライセンスは1年更新でもうすぐ更新時期でした。

更新方法を調べるために、Uipath社のホームぺージを確認しました。

Uipath社は、ライセンスを直接販売していないことが分かりました。

ちなみに、1ライセンス購入し仮想環境にインストールをして時間で分けて使用をしています。

ライセンス更新および導入方法

まず、下記のURLにアクセスします。

自動化プラットフォーム – RPAのリーディングカンパニー | UiPath

「サポートとサービス」を選択します。

「Uipathパートナー一覧」を選択します。

「パートナー種別」が表示されます。

「ダイヤモンド」「ゴールド」「ディストリ」「サービス」「トレーニング」「テクノロジー」とパートナー種別で6つもあります。

例えば「ダイヤモンド」はライセンスの販売もするし、開発力も高いし導入実績もあります。

ライセンスのみしか販売してないところもあります。

6種類もあると違いを把握するのも容易ではありません。

スクロールをさせると「絞り込み検索」が可能です。

パートナー企業には「Google」「富士通」「日立」「IBM」「NTT DATA」の大手など合計約150以上の選択肢があります。(途中で数えるのが嫌になりました・・・)

正直、絞り込み検索をしてもどれが自分たちにあっているか分かりません。

実際に行ったこと

Uipath社に電話をして、専属の営業さんをつけて頂けないかお願いをしました。

すると、快く承諾して頂きました。

私は要望を伝えました。

業種は病院で紙をできるだけなくしたいと伝えました。

後日、パートナー会社を紹介して頂きました。

その会社は、病院での導入実績がありました。

ライセンス販売、導入支援、開発支援、トレーニング、技術支援と幅広く行って頂けます。

その会社との相性が良く順調に作業が進んでいます。

現在はライセンスの購入しか行っていません。

今後、開発を依頼する予定です。

Uipathの開発は簡単?

私は「COBOL」「VBA」「4D」「SQL」等が使用できます。

どのソフトでも言えることですが、はじめは開発するのが容易でありません。

私がいままで経験してきた開発言語とは、違いました。

関連書籍はVBAなどと比べて少ないです。

ネット検索を行ってみても、解決に至らないことが多々あります。

これからもトライ&エラーで開発を行っていきたいと思います。

どいうものか知りたい場合は、Uipath社のホームページに無料トライアルがあります。

60日間無料です。

自動化プラットフォーム – RPAのリーディングカンパニー | UiPath

(開発については別の記事に書かせて頂きます。)

実績について

 結果の用紙を「dynaeye」というソフトの使用をおこない、データ化しそれを「Uipath」を使用して自動で読み込むものを、2つ開発いたしました。

1カ月平均約600人の受診者

1年7200人

1件当たりの短縮時間 3分

総短縮時間(プログラム2つ) 43200分=720時間

まとめ

業種にかかわらず、紙を使用しているところは導入を検討されても良いのではないでしょうか。

・導入を行って以下のメリットがありました。

作業効率の向上

作業時間の削減

超過勤務の削減

ヒューマンエラーの軽減

まずUipath社に連絡し、専属の営業さんをつけてもらうことをお勧めします。

営業さんにパートナー会社を紹介して頂ければ、成功するのではないでしょうか。

私は、この方法で成功いたしました。

今後、自部門ではなく他部門でも紙での作業をなくせないか検討して行きたいと思います。

また、Uipath専門の部署またはチームができると良いなと思いました。